SEVEN宮崎船長ブログ

ライトジグに合わせるフックについて


風が吹いてこのあと数日は雨。17までは中止決定です。
折角のお盆の休みにご予約のお客様には残念ですが17まではダメでしょうね…
暇な時間を利用して釣りの用意も楽しみましょう、僕の所に色々な質問をお寄せ下さりありがとうございます、最近特に多い質問がライトジグに合わせるフックについてが断トツに多いので僕の正解をお答えさせて頂きます。

ライトジグに必要な条件は何点かあります。

Q1 フロント、リア、のフックはどちらもつけますか?

A これはフォールの釣りには必ず両方とも必要です、ただ単にフックの数が多いから掛かるではなくて、もっと大事なことはリアのフックはジグのフォールのバランスを取るために絶対に必要な要素として機能します、釣りたいなら絶対に両方とも付けることをお勧めします。

Q2 フックのサイズがわからないです。

A これはジグの大きさ、重さで各サイズに必要です、細かく分かれてしまいますが釣りをする上では使いやすさも考慮せねばなりません、サイズの間違いはトラブルの元になります、釣りの結果は確率の要素が釣果を左右するのでトラブルを最小限に抑えてジグを操ります。

Q3 アシストラインの長さに迷います。

A アシストラインの長さは長いと絡みそうですがラインの長さは水の抵抗力を生みます、特にリア、後ろのフックのアシストラインの存在は重要で、シャクッた時のジグの暴れを抑えてフォールの安定をさせ、ライン絡みを軽減させます、短いと絡み難そうですがそうとも言えません。ある程度の長さはバラシを少なくする効果も生みますので少しは余裕のある長さが必要です。

Q4 フックは強度か、刺さり重視の細軸か?

A 僕は本当にこの問題を最重要視をしてきました、フックはタックルバランスの一部です、大事なのはラインの強度とのバランスで、強くて曲がらないフックは太くなり、刺さり難くなります、刺さりはジグにアタックしてくる魚をいかに数多くフッキングまで持ち込めるか?が、カギになりさらにフックのフトコまで深く魚を捕らえる事が必要です。
さらにフックの表面の処理が大事でフッ素加工がされたフックが必要になってます。
バランスはラインの限界と考えてますが現在のライトジグのメインPE1号の強度は思いの外強く細軸のチヌ針では今までは何度か伸びてます、メイン1号を使うなら普通のチヌ針が限界です、それ以上の刺さりを求めるならメインPEを細くしたほうがバランスでしょう。
そんな事を踏まえると僕の答えはフッ素加工がされたマダイ用のフックです。



参考までに
画像はジグの大きさに対してのバランスです。



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Akira Miyazaki Profile

船長:宮崎 晃(ミヤザキ アキラ)

昭和43年生まれ。魚店から潜水士を経てルアーガイド船「ガイドサービス セブン」の船長となる。星座(魚座)まで、人生全てを魚と水に関わる人間。趣味は、釣りと素潜りによる魚突き。素で潜る時はアザラシ並みの水深30mまで潜ります。